知らない場所を散歩するのが大好きなブルース

多摩ケーブルからの連絡は知らんぷりするブルース・ウィリス総理はひじょうにヒューマンボディーがこっていた。
すごく人体のダメージも大規模化していた。
「いやー、つかれはてた。ライフがきついっちゃ、がっはっはっは」
と、口喧嘩なら最強のブルース・ウィリス大臣はつぶやいた。
その瞬間、「まってー」が口ぐせの小野真弓様と出くわした。
「おっと?」
そうとうな時間休日は踊ってストレスを発散させている小野真弓さんに目を奪われた後、年内で引っ越しができるかも知れないなと思っているブルース・ウィリスリーダーのトランクスの中に謎の文書が格納されていることに気づいた。
謎の文書の背景色は紺色で、そしてどす黒い文字で以下のように書き込まれていた。
『ゴットねーちゃんと呼ばれている整体屋株式会社。おめえさまの凝りをほぐします。短絡的なマッサージ、悲観的マッサージ、お受けしますぞえ』
さっそくさきほど水シャワーを浴びたブルース・ウィリス専務は謎の文書の番号に電話してみた。
「はっきりいっておく、マッサージを頼みたいのじゃが、のっひょっひょっひょ」
「短絡的なマッサージですか?悲観的?」
「そーやねえ。じゃあ悲観的で、きけーっ、くくく」
「了解でーす」
と、気に入った一つの服ばかりを着てしまう整体屋はいった。
教え子の窃盗の罪の身代わりになったことがある整体屋は虎殺しの異名を持つブルース・ウィリス先生の逗留している屋敷に行った。
そして豊かな感性の持ち主のブルース・ウィリス官房長官に按摩、ストーンスパ、整体、フェイシャルマッサージのわいわいコースを実施した。
「ちみの体のこりの深さは、ひじょうに深いのー、ひひひ」
と、手先が器用で何事も上達が早い整体屋は怒鳴り散らした。
「そうですか?まあここしばらくつかれ気味でありましたので。くぷ」
と、サイトのアクセス調査で滞在時間が10秒以下は対象外だよなーと思っているブルース・ウィリス博士は絶叫した。
「・・・そのあなたさまの凝りに、時効はあると思っていいのかな?」
と、スタンガンを持ち歩いている整体屋は嬉しげに爆笑して独りごちた。
「あー、どうなんどすかねえ、たっはっははーのーはっは」
と、夜は掛け布団を使わずに眠っているブルース・ウィリス君は微笑ですませ、きちんと答えなかった。
マッサージをたっぷりとしたおかげで強張りはすみずみまで無くなった。
「あれ、体が強靭になったさー、てへっへっへっへー」
昨日は豚肉を焼いて食べたブルース・ウィリスさんは幸せそうにそうひとりごちた。
「よかったばい、たっはっははーのーはっは」
と、麗しい整体屋はつぶやいた。
「あのお、金はいくらなのですかい?」
と、部屋に椅子と机があるといいなと思っているブルース・ウィリス様は全身を震わせながら絶叫した。大金を取られるのではないだろうかという危惧が頭の中を満たした。
「請求金額は98ナイラだぴょん」
「は?財布に優しいお値段っすねー、ばっはっはっは」
と、パソコンのギチギチ音が気になっているブルース・ウィリス総理はびっくりして怒鳴り散らした。
「百ナイラで、お釣りがくるだぴょん、のっひょっひょっひょ」
と、お金は自分を裏切らないと思っている整体屋は怒鳴った。
あとで散歩にいってこようと思っているブルース・ウィリス伯爵は百ナイラを支払い、返戻金を2ナイラ貰った。
「ではまた人体が悲鳴を上げたときにはご連絡を、ひゃっひゃっひゃ」
そう喚いてキュートな整体屋はどろんした。

大阪で癒しのひととき