雨の日は洗濯物をカーテンレールに干す菅

毎日ツイッターでたくさんのツイートをしている菅義偉様はいちじるしく体が固くなっていた。
いちじるしく人体の疲労も溜まっていた。
「ああ、くったくた。ヒューマンライフがたいへんっちゃ、おーっほっほっほっほっほー」
と、クリーンルーム半導体の検査をしていたことがある菅義偉男爵は絶叫した。
そのとき、日々アンジエイジングに励んでいる仲間由紀恵様と遭遇した。
「おりょっ?」
かなりの時間浴衣が大好きな仲間由紀恵ママに見入っていた後、音楽に関しての造詣が深い菅義偉課長の袖の下に名刺がねじ込まれていることに気がついてはっとした。
名刺の背景色はカナリア色で、そしてどす黒い文字で以下のように書き付けられていた。
『いつも母親を質問攻めにしているカイロプラクティック屋商会。きさまのこりをほぐします。古典的なマッサージ、衝動的マッサージ、ご提供しますぞえ』
さっそく先日半ズボンを処分した菅義偉君は名刺の番号に電話をすることにした。
「あのねーうんとねー、マッサージを受けたいのじゃが、にひゃにひゃにひゃ」
「古典的なマッサージですか?衝動的?」
「そーねえー。じゃあ衝動的で、くっくっくっく」
「了解でーす」
と、休日は公園で遊んでいるカイロプラクティック屋はいった。
毎日自転車を乗り回しているカイロプラクティック屋は先日スマホの契約を解約した菅義偉男爵の住んでいる刑務所に行った。
そして東青梅はマンションは割安だなと思っている菅義偉専務にボディケア、リンパドレナージュ、ヘッドマッサージ、小顔マッサージのダイナミックコースを施した。
「あなたの体のこりの深さは、ものすごく深いでちゅう、おーっほっほっほっほっほー」
と、純白がよく似合うカイロプラクティック屋はいった。
「そうですか?まあ近頃疲労気味でござんすからねえ。ひひ」
と、女性の方が仕事は丁寧だなと思っている菅義偉さんは叫んだ。
「・・・そのおてめえのこりに、時効はあるとですか?」
と、旦那とうまくいっている友達のことを内心快く思っていないカイロプラクティック屋は切なげに爆笑して怒鳴った。
「さあねえ、どうなのでしょうかねえ、たっはっははーのーはっは」
と、一攫千金を夢見ていつもあれこれと勉強している菅義偉官房長官は微笑ですませ、きちんと答えなかった。
マッサージをたっぷりと実施したために強張りはすみずみまでなくなった。
「うーむ、体が元気になったでちゅ、のっひょっひょっひょ」
中国一の豪傑と言われた菅義偉総理は幸せそうにそうひとりごちた。
「よかったでちゅ、うふふふふふふ」
と、家の中をつま先で走りまわることがあるカイロプラクティック屋はいった。
「それでー、費用はいくらになりましょうか?」
と、死後に個性が消滅するのって寂しいなーと思っている菅義偉官房長官は体をガクガクと震わせてひとりごちた。支払い限度額以上の請求を課されるのではないだろうかという気がかりが精神を占拠した。
「費用は98ドンどすえ」
「は?良心的価格っすねー、どうぇっどうぇっどどどどうぇっ」
と、先日共用廊下の照明がつくようになっていたのでびっくりした菅義偉先生はびっくりして怒鳴り散らした。
「百ドンで、お釣りがくるんだってばさ、ごっひょっひょっひょっぶー」
と、毎日お星様にお祈りをしているカイロプラクティック屋は一人ごちた。
今度五万円以内の家賃のマンションを探してみようかなと思っている菅義偉リーダーは百ドンを支払い、返戻金を2ドン貰った。
「ではまた体が疲れたときにはお電話を、あっはっは」
そう叫んで火のように情熱的なカイロプラクティック屋は去っていった。

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