そろそろ寝てもいいころ

風呂に入ったのだけど、風呂に入るとさすがに人体の血行は良くなるものである。
そんな血行的にナイスな状態で、軽くストレッチに励んだのだけど、今まったく、固い人体である、実に。
こんなに固いと不便ではないだろうか。
タコとかであれば、こんなに体は固くは無かっただろう。
タコであれば、かなり体は柔らかかったに違いないのだけど、本当に残念なお話ではありますが、私はタコではなく、人間なのであり、つまりそれはどういう事かというと海の中では生きることが出来たい生命体でございます、というわけである。
本当に、私は一生涯、タコにはなれないのだろうか、深海では一生涯、住むことができない体質のままであるのだろうか。
もしそうなのだとしたら、一体わたしはなんのために生きてきたと言うのだろう。
深海に住めなくて、果たして人生と言えるだろうか、いや、言えない。
深海に住んでこそ、人間たるもの、成功者であり、勝ち組であり、そして実に広々とした住環境で、とても快適で、いいーですねー、という話にもなるのである。
しかし私は全然、深海には住めないような感じになってしまっているので、だから私はこんな風に人口が密集した地上にて、せまっ苦しい思いをしながら生息をしなければならないという悲しくて、そして不幸な状態となっているのである。
まあ深海にもし住めないとしても、せめて土の中で生活できるくらいには進化してもらいたいもんだ。
あまり待てない。六ヶ月以内くらいに。
今わたしはそのことを、とても強く願っている。切望しているのである。

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