青い空のようなリフレ屋【格好いい向井理と夢見るお姫様の松嶋菜々子のヒーリングタイム】

どこか危なっかしい感じの向井理はものごっつ体が固くなっていた。
いちじるしく肉体的ダメージも増大していた。
「はーあ、すっかりぐったり。じんせいがしんどいたい」
と、幽霊の存在を信じている向井理はひとりごちた。
その瞬間、オーラのある松嶋菜々子と激突しそうになった。
「おりょっ?」
そうとうな時間夢見るお姫様の松嶋菜々子に目を奪われていた後、格好いい向井理の袖の下に手紙が入っていることに気がついてはっとした。
手紙の背景色はオレンジ色で、そしてどす黒い文字で以下のように書き述べられていた。
『リフレ屋倶楽部。おめえさまのコリをほぐします。実務的なマッサージ、現代的マッサージ、お受けしますですわい』
さっそく困っている人を見ると放っておけない性格の向井理は手紙の番号に電話をすることにした。
「あのー、マッサージお願いしたいのですが」
「実務的なマッサージですか?現代的?」
「そうですねえ。じゃあ現代的で」
「・・・しかるべくばい」
と、リフレ屋はいった。
リフレ屋は男気のある向井理の泊まっている洞穴に行った。
そして目元が涼しげな向井理に整体、ストレッチ、鍼灸、フェイシャルマッサージのデラックスコースを施した。
「あなたさまのカラダのコリの深さは、ものごっつ深いっちゃ」
と、リフレ屋は独りごちた。
「さよですか?まあ最近疲れ気味ですからねえ。うひ」
と、脚の長い向井理はいった。
「・・・そのきみの強張りに、時効はあるのでございましょうか?」
と、リフレ屋は楽しげに笑って怒鳴った。
「さー、どーでしょーてへっへっへっへー」
と、音楽に関しての造詣が深い向井理は笑ってごまかした。
マッサージをがっちりとしたおかけで凝りはきれいさっぱりと消失した。
「おっと、肉体が軽くなったですわい」
篤志家の向井理は嬉しそうにそう怒鳴り散らした。
「よかったにゃん」
と、リフレ屋はいった。
「あのー、請求金額はいくらすか?」
と、ギラギラとしたバイタリティーを持った向井理は恐る恐る叫んだ。たくさんの支払いを請求されるかも知れないという疑心が心中を満たした。
「請求金額は98ルピアっちゃ」
「は?サービス価格っすねー」
と、気が優しくて力持ちの向井理はびっくりして独りごちた。
「百ルピアで、お釣りがくるのじゃよ」
と、リフレ屋は怒鳴った。
豊かな感性の持ち主の向井理は百ルピアを支払い、お釣りを2ルピア受け取った。
「ではまたおカラダがこったときにはご用命を」
そう言ってリフレ屋はどろんした。
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