対戦

私の仕事はショッカーであり、その使命は仮面ライダーを倒すことだ。
本日はショッカー同士の格闘技の大会の日だ。
この大会は過酷なワンデートーナメントである。
その日のうちに優勝者が決定するのだ。
そのためどんなに強いショッカーだとしても、途中でケガなどをしてしまうと優勝することはできない。
私の一回戦の相手はボクサーのショッカーだった。

繰り出されるパンチを私はがっちりとガードを固めて防御した。
パンチに付き合ってはいけない。
私は距離をとる。
ボクサーは近づこうとする。
バシッ!
私の蹴りがボクサーの脚に直撃した。
このボクサーはローキックへの対応が全くできていない。
ダメージをまともに脚に受けた。
バシッ、バシッ、バシッ!
私は連続でキックを繰り出す。
ボクサーは苦痛で顔をゆがめる。
そしてその両手でキックを防ごうとする。
ドン!
がらあきになった顔面に私のパンチが炸裂した。
ボクサーはダウンした。
起き上がってくれるな。
私はそう願う。

ボクサーは必死で立ち上がろうとする。
ものすごいガッツだ。
たいした奴だ。
こいつがもしキックへの対応を覚えたらきっと強くなるだろう。
しかしこの勝負は私に分がありそうだ。
ボクサーは必死で立ちあがろうともがいたが、結局立ち上がることはできなかった。
KOで私が勝利した、というわけだ。

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