実力

私の仕事はショッカーであり、その使命は仮面ライダーを倒すことだ。
世間一般の人たちは我々のことを弱いと思っているが、それは誤解である。
私なんかは実は結構強い。
柔道や剣道の経験者である。
高校の柔道の授業のときなんて、柔道部の奴に勝ったくらいだ。
腕相撲だって、ほとんど負けたことが無い。
そんな腕自慢の私くらいのレベルの強さの人間はショッカーにはゴロゴロいる。
おそらくショッカー全体でいうと、私のレベルは中の上くらいだ。
ショッカーというものは完全な実力主義で、誰が誰より強いか弱いかは、はっきりしている。
毎日毎日、戦っているのだから、当然である。
世間一般の普通の人が我々に喧嘩を売ったとしたら、きっと我々がその喧嘩に勝つだろう。
なぜなら我々はひどく喧嘩慣れしているのだから。

それに我々は普段パンチパーマである。
見た目、明らかに怖い人だ。
目つきも鋭い。
基本われわれは普段はヤクザなのである。
極道だ。
だから我々が店なんかに入ると、店の中はシーンと静まり返る。
それに我々のほとんどが背中などに刺青をしている。
龍とか虎の刺青である。
鶴とか鳳凰の者もいる。
だから風呂場なんかに行くとみんなシーンとなる。
だから世間一般の人たちが我々を舐めるのは間違っている。
我々は素人衆にはめったに手を出さないが、怒るとマジで怖いのである。
ライダーにすぐに負けるからって、我々を侮ってはいけない。
あなたはライダーではないのだから。

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