おお、ピープルでてきた

とある小説で、ピープルなるものがいままでさんざん言葉のみで登場していたんだけど、その実体がとうとう登場した、さきほどの読書において。
なんと、少女の口からでてきたのだけど、そのひとたちはさいしょ少女の小指ほどの大きさだったのだけど口から出てくると三十センチになり、今度はしばらくすると六十センチになった。
どうも折りたたみの道具のように、わさわさと大きくなるらしく、それだけでなく、必要におうじて自由に大きさを変えることができるそうなのだ。
するってえと、あれだな、無限に大きくなりますよってことなのだろうとおもう。
なぜともうすところの、いや、違うな、間違えた。
いや、新聞紙を百回くらい折り曲げると、世界の果てに届くほどの長さになるらしいのだけど、その話はその小説の中で語られたものではなくて、それはマメシバ一郎というドラマにて、語られた情報だった。
小説とドラマを混同してしまった。
もし小説の中に出てきた情報であったとしたら、もう間違いなく、ピープルは折りたたみのできるタイプの生命であり、折りたたみをすることで世界の果てまでほどにも大きくなることができるのですよお、という話なのかと持ったのだけど、そういうことではなかったのかも知れない。

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