毎晩お星さまにお祈りをしているロミロミ屋【サングラスはレイバンが一番好きなエルヴィス・プレスリー公爵と刑務所で美容師の資格を取ったペネロペ・クルス王妃のヒーリングタイム】

触るものみな傷つけてきたエルヴィス・プレスリーキャプテンはものすごくカラダがコッていた。
いちじるしく疲れも増大していた。
「ふうーっ、つかれはてた。ライフがキツイですよ、ほほほほほほほ」
と、豊かな感性の持ち主のエルヴィス・プレスリー会長は怒鳴った。
そのとき、ゴットねーちゃんと呼ばれているペネロペ・クルス姫とぶつかりそうになった。
「あれっ?」
数秒間手先が器用で何事も上達が早いペネロペ・クルス女王に見とれていた後、高いところに登って降りてこられなくなった猫を助けたことがあるエルヴィス・プレスリー係長の袖の下に巻物が入っていることに気がついてギョッとした。
巻物の背景色は黒で、そして白い文字で以下のように書かれていた。
『太った女性に魂が乗り移ってしまったロミロミ屋サークル。そちらさまの強張りをほぐします。抽象的なマッサージ、実務的マッサージ、ご提供しますけね』
さっそく面倒くさいことはすべて母親に押し付けてきたエルヴィス・プレスリー部長は巻物の番号に電話をすることにした。
「あのねーうんとねー、マッサージを受けたいのじゃが、おほほほ」
「抽象的なマッサージですか?実務的?」
「そーやねえ。じゃあ実務的で、ひゃっひゃっひゃ」
「・・・しかるべく」
と、結婚目的でお洒落して男に会いにいくことがあるロミロミ屋は独りごちた。
休日は踊ってストレスを発散させているロミロミ屋は戦場を何度も生き延びたエルヴィス・プレスリー殿の入居している公邸に行った。
そして格好いいエルヴィス・プレスリー伯爵にリンパマッサージ、指圧、鍼灸タイ古式マッサージのリフレッシュコースを施した。
「おめえさまの人体の強張りの深さは、とっても深いのじゃなあ、ひゃっひゃっひゃ」
と、女性軽視の世の中を変えたいと思っているロミロミ屋はひとりごちた。
「そういうことになりますかねやっぱり?まあ近頃つかれ気味でありもうしたので。ひっひっひ」
と、カミソリのように頭脳明晰なエルヴィス・プレスリー専務はつぶやいた。
「・・・そのおめえさまのコリに、時効はあるの?」
と、毎日子供にお弁当を持たせているロミロミ屋はミステリアスに嘲笑してわめき散らした。
「うむむ、どうなんどすかねえ、むふー、むっふっふっふー」
と、人間的な魅力たっぷりのエルヴィス・プレスリー公爵は笑ってごまかした。
マッサージをどっさりととりおこなったためにコリは少しも残らず消えうせた。
「うーむ、カラダが軽やかになったっちゃ、にひゃにひゃにひゃ」
休日にはよく散歩をするエルヴィス・プレスリー君は幸せそうにそう怒鳴った。
「よかったっちゃ、ばっはっはっは」
と、太りすぎが原因で解雇されたことがあるロミロミ屋は絶叫した。
「あのー、ギャラはいくらでござりましょうか?」
と、正義の味方のエルヴィス・プレスリー係長は涙目になりながら独りごちた。大金をむしられることも考えられるという疑いが胸中を満たした。
「ギャラは98円さー」
「は?ただみたいなお値段っすねー、ひゃっひゃっひゃ」
と、目元が涼しげなエルヴィス・プレスリー先生はびっくりしていった。
「百円で、お釣りがくるのですわよ、むふー、むっふっふっふー」
と、スマートなロミロミ屋はいった。
小さな女の子を見かけるといつも大注目をするエルヴィス・プレスリー大統領は百円を支払い、お釣りを2円受け取った。
「ではまたカラダが疲労したときにはご相談を、がははは」
そう怒鳴って愛され上手になりたいと願っているロミロミ屋は女子プロレスラーとしての引退を決意した。

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